Curriculum 2023年度までのカリキュラム

器楽専攻 弦・管・打楽器

Instrumental music

感性を磨くとともに、高度なアンサンブル能力を。

経験豊富な教員が、演奏技術の向上を目指し、それぞれのレベルに合わせたきめ細かいレッスンを展開します。卒業後オーケストラに入団したり、室内楽などの仕事に就くために、ソロの分野だけでなくオーケストラ基礎奏法なども含めて学ぶことができます。さらに室内楽では教員と共に演奏ができ、音楽的な感性を磨くとともに、高度なアンサンブル能力も身につけられます。

  • Point 01

    オーケストラ、ウインドオーケストラは1年次から参加でき、演奏機会が多い。

  • Point 02

    経験豊富な教員の指導の他、プロの演奏家と一緒に演奏する指導体制。

学べる分野

  • Wind Instrument

    管楽器

    フルート/オーボエ/クラリネット/バスクラリネット/ファゴット/サクソフォーン/ホルン/ユーフォニアム/トランペット/トロンボーン/チューバ

    ソロとアンサンブルをバランス良く学ぶ

    第一線で活躍する教員によるマンツーマンレッスンで楽器の演奏技術を高め、表現力を磨きます。オーケストラ、ウインドオーケストラ、室内楽などでアンサンブル能力を磨き、将来演奏家・指導者として活躍する力を養います。

  • Stringed Instrument

    弦楽器

    ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/ハープ

    音楽を楽しみ、演奏家としての自立を目指す

    演奏と教育の経験豊富なベテラン教員によるマンツーマンレッスンで、経験年数を問わず、自立した演奏が出来るようにきめ細かいレッスンを展開しています。音楽を楽しみながら真摯に音楽と向き合う姿勢を整え、自立した演奏を目指します。

  • Percussion Instrument

    打楽器

    各種打楽器/マリンバ

    打楽器とマリンバの両軸の学び

    関西プロオーケストラの主席奏者と国内各地で活躍するマリンビストが講師陣を務めます。打楽器かマリンバのを主領域としつつ、レッスンでは両分野をマンツーマンレッスンで専門的に学びます。打楽器専用の教室もあり、学内で好きなだけ自由に練習できます。少人数教育ゆえに、オーケストラとウインドオーケストラの両方で1年次から演奏に参加でき、キャリアを支える数多くの演奏経験を積むことができます。

  • Orchestra

    オーケストラ

    プロの指導とともに奏でる本格的な演奏

    少人数教育の音楽学部にも本格的なオーケストラがあります。毎週行われるオーケストラ実習は、豊かな経験と高い専門性を有する教授陣が指導します。加えて、講師陣やプロの演奏家と共に演奏する指導体制を確立しています。オーケストラは一年次から演奏に参加でき、バロック・古典派・ロマン派・近現代の管弦楽曲や交響曲、協奏曲、オペラまで、多様なレパートリーを学びます。サマーコンサート、定期演奏会、クリスマス礼拝など演奏会の機会も多くあります。

    近年の演奏会曲目

    ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」/レスピーギ「ローマの松」/ドヴォルザーク「交響曲第9番」/ラフマニノフ「交響曲第2番」/ベートーヴェン「交響曲第9番」/ヘンデル「メサイア」/プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番」等。

  • Wind Orchestra

    ウインドオーケストラ

    新しいレパートリーを世界に発信する

    2019年度から⾳楽学部の授業科⽬として設⽴し、管・打楽器専攻⽣に加え、オーディションによって選抜された他学部学⽣、講師陣、演奏研究員によって構成されています。指揮者、作曲家、演奏家の多⾓的な指導のもとで作品を研究し、⾳楽創りをするリハーサルスタイルが主な特⾊です。年3回の主催演奏会だけではなく、中学・⾼校⽣を対象とした講習会を開催するなど、地域に根ざした活動も積極的に展開しています。2020年度より作曲家・⼋⽊澤教司が講師陣に加わり、本学から吹奏楽曲の新しいレパートリーを世界に発信するべく、学⽣と講師陣は⼀丸となって活動しています。

  • Chamber Music

    室内楽

    呼吸を合わせ、一つの音楽を創りだす

    弦楽四重奏、管打楽器アンサンブル、ピアノ三重奏などの小編成アンサンブルを実践します。相手をよく聴き、呼吸を合わせ、自分の音楽的な役割を果たすなど、ソロとは異なるテクニックを学びます。学生同士で演奏するのみならず、教員と共に演奏し、音楽的な感性を磨きながら高度なアンサンブル能力を身につけます。

ウインドオーケストラ CDリリース

音楽学部ウインドオーケストラがファーストCDをリリース!

音楽学部で2019年に新設されたウインドオーケストラが、2021年6月に初となるCDをリリースしました。大手出版社ハル・レオナード・ヨーロッパとのタイアップにより、世界的に著名な作曲家の新譜と世界初録音を含む、全11曲を収録しました。

教員ピックアップ

  • 辻井 淳 准教授

    担当
    ヴァイオリン

    東京芸大卒業後、DAADによりシュトットガルト音楽大学へ。第50回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第2位。 1984~93年、京都市交響楽団コンサートマスター。ソリストとして山田一雄、シャローンなど、多くの指揮者とコンチェルトを協演。日本各地でのリサイタル、FM放送他、多くの室内楽プロジェクトに参加、新日フィルなどの客員コンサートマスターとしても活躍。 CDは小品集1~4、バッハの無伴奏全曲などがある。

  • Xavier Luck 教授

    担当
    フルート

    オーストラリア シドニー出身。メルボルン大学を卒業後、英国王立音楽大学、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。故Wolfgang Schulz氏に長年師事し、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団をはじめ、ウィーン国立歌劇場、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団他、数々のオーケストラでの演奏、レコーディングを幅広く行う。また、PMF、チロル音楽祭、ザルツブルグ音楽祭等、音楽祭にも数多く参加。兵庫芸術文化センター管弦楽団の初代フルート奏者を経て、2008年からソウルフィルハーモニー管弦楽団の副主席奏者を4年間務めた。現在、国内外での演奏活動に加え、後進の指導にも力を入れている。

  • 松浦 修 准教授

    担当
    指揮法、オーケストラ、ウインドオーケストラ

    広島大学教育学部音楽教育学専修卒業(学士・教育学)、米国ボールステイト大学大学院修了(Master of Music)、英国王立音楽院大学院修了(P.G.Dip.)、東京藝術大学大学院博士前期課程修了(修士・音楽)。
    2005年英国ボーンマス交響楽団を指揮してデビュー。日本へ帰国以降、広島交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団などの国内主要オーケストラを指揮。また関西二期会の公演にも数多く関わる等、オペラの分野でも活躍している。

  • 稲本 渡 准教授

    担当
    クラリネット、ウインドオーケストラ

    大阪府立淀川工科高校吹奏楽部出身。オーストリア国立グラーツ音楽大学を首席で卒業。国際音楽週間01年度・02年度のオーストリア代表、Yehudi Menuhin奨学生としてもヨーロッパ各地で活躍。オーストリア国立放送にソリストとして出演、大手新聞社にも取り上げられ、グラーツ国際音楽院講師も務める。08年~11年:兵庫芸術文化センター管弦楽団クラリネット奏者。
    一方、京都御苑での奉納演奏、ビルボードライヴ、演劇にも出演し、映画では音楽家役で出演するなど多方面で活躍。著名なアーティストとの共演も重ね、メディアにも多数取り上げられている。またコンクールの審査員も務め、各地でバンドクリニックを行うなど後進の指導にも力を入れている。おおさか地域創造ファンドの採択を受け、音楽と地域資源とのコラボレーション事業を展開。2017年より堺親善アーティストに就任。大阪音楽大学非常勤講師、神戸女学院大学専任講師。

  • 八木澤 教司 准教授

    担当
    ウインドオーケストラ

    武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも幅広く親しまれ、国内外のバンドに客演指揮者として招かれている。
    2019年11月 9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として作品が抜擢。
    また、合唱曲《あすという日が》は“希望の歌”“東日本大震 災復興シンボル曲”と称され、2011年第62回 NHK 紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。
    第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞[作・編曲部門](2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。

施設

  • 練習室

  • 音楽館ホール

  • 合奏室

卒業生の声

卒業生インタビュー

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どんな出会いをしてきたのか。