Curriculum カリキュラム

音楽表現専攻器楽専修 鍵盤楽器

Instrumental music

充実の指導陣があなたの成長を見守り、少人数教育で多くの演奏機会を得る。

少人数制教育を徹底する本学では、学生一人ひとりの演奏機会の充実を大切に考えています。少人数制を生かし、試験時間は1人あたり年間20〜40分を確保。それ以外に2回の学内演奏、そして40分のソロリサイタルを経験できます。卒業演奏会にも全員出演の機会があります。常に多くの教員の目の届く環境であなたの成長を見守ります。

  • Point 01

    学内演奏会への出演チャンスが他大学に比べて多い。

  • Point 02

    国内第一線で活躍する多様多彩な演奏家・指導者による講師陣。国内外から招いた世界的に有名な演奏家による公開レッスンなどの充実したカリキュラム。

学べる分野

  • Piano

    ピアノ

    あなたの未来を創る、技術と感性の学び

    毎週45分の個人レッスン制を敷き、精巧かつ安定したテクニックと、幅広い演奏解釈を表現する優れた感性を磨きます。約25名の講師陣は、国内第一線で活躍する多様多彩な演奏家・指導者が集っています。海外大学教員の特別レッスンも用意され、希望者はその機会を得られます。また、演奏キャリアの形成を目的に、学内演奏会や一般公開のソロリサイタルを全員が経験し、卒業公演でも全員出演の機会を与えています。

  • Organ / Harpsichord

    オルガン・チェンバロ

    充実した楽器環境と指導者、国際的に活躍する卒業生

    歴史ある講堂に置かれている壮麗なボッシュ社 のパイプオルガンをはじめ、学内には計7台のオルガンが設置されています。礼拝での奏楽など、実践や研鑽の機会が多くあります。チェンバロ専攻のレッスンは、美しいウィリアム・ダウド 作のチェンバロを使います。講師陣は、音楽ホール専属奏者やソリストとして国際的に活躍する第一人者です。卒業生は、オルガニスト・チェンバリストとしての演奏活動や礼拝奏楽、大学講師としての指導など、幅広く活躍しています。

  • Chamber Music

    室内楽

    弦楽器や管楽器と呼吸を合わせ、一つの音楽を創りだす

    弦楽器や管楽器の特性を知り、ピアノ三重奏などのアンサンブルを実践し、他の楽器とピアノが解け合い対話する愉しさを体験します。学生同士での演奏のみならず、弦楽器の先生方とも共演し、学内演奏会で発表します。繊細なタッチで丁寧に音を奏で、相手をよく聴き寄り添うなど、ソロとは違った様々なテクニックを学びます。

  • Piano Duet

    ピアノ重奏

    ピアノの可能性を知り、ソロとは異なる演奏表現を追求する

    ピアノ連弾や2台ピアノによるアンサンブルを実践します。連弾は、緻密なアンサンブルと音量や音色のバランスを追求します。2台のピアノを用いるデュオでは、スケールの大きな豊かな音響空間を味わいます。多様な作品に触れ、意見交換しながら、幅広い演奏表現を追求します。

  • Accompaniment method

    伴奏法

    共演者の呼吸を読み取り、共に音楽を創り上げる

    声楽や弦楽器、管楽器にはピアノ伴奏を必要とする作品が多数あります。共演者の呼吸を感じ、音楽をリードする大切な役割を伴奏ピアニストは担います。在学中から伴奏を実践し、ピアノ以外の教員やプロの伴奏ピアニストの指導を受けながら伴奏力を磨きます。多くの卒業生が伴奏ピアニストとして社会で活躍しています。

  • Piano Guidance

    ピアノ指導法

    ピアノを教える専門的な指導スキルを身につける

    ピアノの演奏技術を高めるだけでなく、効果的で柔軟な指導法に焦点を当てます。ピアノ指導および音楽指導における専門的な知識とスキルを習得します。経験豊富な講師陣のもと、導入教育やピアノ教材についても精通し、学生が個別の学習者に適した指導を行うために必要な知識とスキルを学びます。

教員ピックアップ

  • 佐々 由佳里 教授

    担当
    ピアノ

    京都市立芸術大学音楽学部卒業。国際ロータリー財団、及びオーストリア政府の奨学生として、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院に留学。同大学院課程修了。オーストリアにてベーゼンドルファー賞受賞。全日本学生音楽コンクール高校の部西日本第2位。PTNAピアノコンペティション全国大会銅賞(特級)。第1回ベガ音楽コンクール第2位。 第2回ABC新人オーディション最優秀。ジュネーブ国際コンクール、カサグランデ国際ピアノコンクールにてディプロム受賞。大阪文化祭奨励賞、及び本賞受賞。大阪、京都、東京でのソロリサイタル、大阪フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、ロシアフィル、ディヴェルティメント・ベルリン等との共演他、スイス、ドイツ、バンコクでも演奏を行う。また、結成23年を迎えるトリオ・フォンターナの一員として活動する他、佐々由佳里室内楽シリーズのコンサートも展開中。

  • 岡田 将 准教授

    担当
    ピアノ

    1992年桐朋女子高等学校音楽科(共学)に在学中、第61回日本音楽コンクール第1位、併せて野村賞、E.ナカミチ賞を受賞。翌年、同校を首席で卒業後、明治安田生命文化財団の奨学生としてザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院に留学。1995年ベルリン芸術大学に留学。1997年アルトゥール・シュナーベルコンクール第1位受賞。1999年第5回リスト国際ピアノコンクール第1位受賞(オランダ)。2001年第11回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(U.S.Aテキサス州フォートワース市)にて奨励賞受賞。2002年第12回出光音楽賞受賞。2003年第29回日本ショパン協会賞受賞。2004年にはリスト作品のみを収録したデビューCD”岡田将 プレイズ・リスト”をリリース。新聞紙上で推薦盤として取り上げられるなど好評を博す。ヨーロッパ諸国、またN.Y、サンクトぺテルスブルクなどでソロリサイタルの開催や公開録音、オーケストラとの共演等、幅広く活躍し成功を収めている。

  • 崎谷 明弘 専任講師

    担当
    ピアノ

    1988年神戸市出身。県立西宮高校音楽科卒業後、パリ国立高等音楽院・東京藝術大学大学院修士課程を共に首席で修了。同院博士後期課程にて博士号(音楽)を取得。
    2003年、協奏曲ソリスト・リサイタルデビュー。日本音楽、ブゾーニ国際、ハエン賞国際、サンタンデール国際など国内外の著名コンクールで入賞を重ねる。60回を超えるソロリサイタル出演、室内楽や協奏曲共演、CD録音、オペラ指揮など幅広く活動。重厚なレパートリーを得意とし、大胆さと繊細さを併せ持つダイナミックレンジの広い表現が持ち味。

施設

  • 音楽館ホール

  • 練習室

  • インターネット
    ピアノレッスン遠隔システム

時間割サンプル

  • 1年次
  • 2年次
  • 3年次

卒業生の声

卒業生インタビュー

あなたのストーリーここにあります。

卒業生がキャンパスで
日々どのように過ごし、
どんな出会いをしてきたのか。