教員紹介

石川 ちすみ イシカワ チスミ

非常勤講師

担当授業
ヴァイオリン

略歴

早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。(株)アスキー勤務後、大阪音楽大学短期大学部音楽専攻ストリングアンサンブルコース卒業、同大学短大専攻科ヴァイオリン専攻修了。
これまでにヴァイオリンを、若林暎子、故・片山治夫、故・東儀幸、山名公子、荒田和豊、ミシェル・ウォルシュ、田口朝子、故・カトー・ハヴァシュ、グロリア・バクシャイエッシュの各氏に師事。朝枝信彦氏のマスタークラスを受講。ヴィオラを田口朝子氏に師事。
フリーのヴァイオリニストとして演奏活動を行う傍ら、2014年より度々渡英し、故カトー・ハヴァシュ、及びその高弟のグロリア・バクシャイエッシュの下、「ハヴァシュ式ニューアプローチ(Havas New Approach)」を学んだことから、身体に無理のない自然な奏法の指導、力みやあがりを防止するアプローチ、身体を痛めた音楽家へのリカバリー指導に定評がある。2015年より、JASTA(日本弦楽指導者協会)、神戸女学院大学音楽学部での公開講座をはじめ、各地でのワークショップに登壇し好評を博す。
翻訳書に、書籍「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハ・ミュージックメディア)、~はじめから美しい音で~ハヴァシュ式アプローチに基づく入門教本「弓は踊る」「弦は響く」(グロリア・バクシャイエッシュ著)、「未来のヴァイオリニストのための音楽理論」(エリザベス・ファイドリー、マイケル・ウィッティンガム共著)がある。
門下ルーチェの会主宰。カトー・ハヴァシュ協会日本代表。

Message

メッセージ

AIが人間の知能を超え、今後多くの仕事が奪われる、と言われていますが、音楽に感動して、それを自ら奏でたいと楽器を習得すること、そして、それを人に向かって心を込めて弾くことは、人間にしかできないと信じます。演奏家を志す人に、楽器技術や表現にまつわる様々な心的、身体的障害を取り除き、演奏する喜びを伝授することは、私が誇りに思うライフワークです。