教員紹介

佐藤 卓史 サトウ タカシ

非常勤講師

担当授業
演奏芸術特論

略歴

東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。ドイツ国家演奏家資格Diplom-Konzertsolistを取得。
日本音楽コンクール第1位、ミュンヘンARD国際コンクール特別賞、シューベルト国際コンクール第1位、エリザベート王妃国際コンクール入賞、カントゥ国際コンクール第1位、メンデルスゾーン国際コンクール最高位など受賞多数。
ソリストとしてウィーン楽友協会をはじめ欧州・中東各地のコンサートホールに出演、内外のオーケストラと共演する傍ら、室内楽奏者としても高く評価され、現在「トリオ・ジャパン」(with石田泰尚・西谷牧人)、「トリオ・スペリオール」(with泉原隆志・上森祥平)等のピアニストを務める。
ライフワークプロジェクト「佐藤卓史シューベルトツィクルス」では未完作品の補筆を含む前人未踏のシューベルトピアノ曲全曲演奏に取り組んでいる。

Message

メッセージ

クラシック音楽の演奏とは、主に300年前から100年前の(いにしえの・・・!)ヨーロッパの作曲家たちが残した楽譜を読み取り、音にして表現することです。21世紀の日本を生きる私たちからは遠く離れたところで成立した音楽ですが、それにもかかわらず私たちの心を動かし、人生の孤独に寄り添い、生きる希望を与えてくれます。
そのアクチュアルなパワーの源は「普遍性」です。言語や文化や時間の壁を超えて、全人類に届くメッセージのあり方を模索したからこそ、ヨーロッパの音楽がいち早くその地域的因習から抜け出して「クラシック音楽」としての普遍性を獲得したのです。
日本人が欧米の文明から一方的に教わる時代は終わりました。私たちもまさに歴史の担い手として、人類共通の財産である「クラシック音楽」を多くの同時代人に伝え、そして次の世代に継承する主役になるべきときです。
皆さんのそのような学びのお手伝いができればと思っています。