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音楽学部ウインドオーケストラのレコーディングを行いました!

イベントレポート

 6月23日(木)、神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラの2枚目のCD制作のためのレコーディングを行いました。

10時から20時の一日を掛け、音楽学部ウインドオーケストラの学生、演奏研究員、講師など総勢約60名が4曲を収録しました。

マロッテ「主の祈り」と樽屋雅徳「ラザロの復活」は、キリスト教に基づく作品です。「主の祈り」は、テノールの松本薰平教授が独唱を務め、八木澤教司専任講師による吹奏楽編曲で録音しました*

八木澤教司専任講師の新作「オルチンの天使たち」は、授業が行われるオルチン館(神戸女学院の歴代理事長で日本初期讃美歌の蒐集家でもあった、ジョージ・オルチン牧師の名に因む)からタイトルが付けられ、クラリネットの稲本渡専任講師が独奏を務めました。

松本教授や稲本専任講師の音楽と真摯に向き合う姿勢と圧倒的な演奏に、バンドメンバーも大きな刺激を受けました。

また、清水大輔氏の「イモータル・アンセム」は、プロの吹奏楽団シエナ・ウインドオーケストラとエイベックスの共同委嘱で書かれた曲で、吹奏楽の演奏水準を示すグレードでは、最難のグレード5の作品です。

特別講師として清水大輔さんご本人に録音をディレクションいただき、作品のイメージや、激励のコメントを頂戴しました。レコーディング中にも、多くのアドヴァイスをいただき、バンドがより一丸となり、良いものを作りあげるための一体感が生まれました。

2021年の1枚目のアルバム発売から再び、2枚目のアルバム制作に向けて始動した本学のウインドオーケストラ。9月と11月に残り2回のレコーディングを行い、2023年春にリリース予定です。

今回が初のレコーディング参加となる1年生も多くいましたが、女学院ならではのフレッシュさと情熱をもってレコーディング初日を終えることができました。

指揮:八木澤教司専任講師、松浦修准教授

*「主の祈り」の編曲はJASRACに著作権の確認を経て行いました。